噂に聞いて一度は行ってみたかった国立国会図書館に行って見ました。近寄りがたい名前ですが、誰でも利用できる施設なんです。
国立国会図書館とは?
国立国会図書館法に「納本制度」と言うものがあり、日本国内で出版されたものは国立国会図書館に納入する必要があります。
そのため、国立国会図書館は日本国内で出版されたすべての出版物を保管しています。
すべての出版物なので例えば週間少年ジャンプなど普通の図書館に置いていないような雑誌も無料で閲覧することができます。
利用するためには
「登録利用者」になる必要があります。
っと言っても簡単で「氏名」、「住所」、「電話番号」を申込用紙に記載して本人確認書類とともに提出すれば「登録利用者カード」を貰うことができます。
ただし、その場でカードを作成するので混雑具合にもよりますが15分~30分程度時間を要します。なので利用する際には時間に余裕を持って行ったほうが良いと思います。
実際に行ってみました
出版関係の会社で働いていた時、よく話に聞いていたので行ってみました。
巨大な図書館では無い
一般的な図書館を巨大にしたものを想像して行ったら全然違います。
まず本がほとんど無く、その代わりに何台ものパソコンが並んでいました。
利用者はそのパソコンを利用して閲覧したい本を検索して書庫から持ってきてもらいます。書庫には一般人は入ることができないのが残念でした。
座席は豊富
書籍や雑誌を閲覧する座席も豊富にあるのでのんびりと本を読みたい人にも向いていると思います。
平日の昼間だからかと思いましたが土曜日(日曜日は休館日)でもさほど変わらないらしいです。
食堂もある
利用する時間が無く残念だったんですが利用者が使用できる食堂やカフェがあります。
料金は普通(場所を考えれば安いかも)でしたがメニューはそれなりに豊富でした。
食堂の料理を注文しなくとも持参したお弁当などを食べる場所としても利用してよいので、節約したい人にもオススメです。
当然ですが書籍や雑誌を閲覧しながら利用することはできません。
パソコンの利用ができる
パソコンの持ち込みができ、「持込み機器使用席」と言う専用の席が用意されているのでパソコンの利用も遠慮なくできます。
もちろん、電源や公衆無線LAN(FREESPOT)も使えるのでパソコンやモバイルWi-Fiルーターのバッテリーに悩まされることもありません。
休憩がてら雑誌を読むことができるのでノマドワーカーには最適な場所だと思います。
利用の注意点
B5サイズ以上のかばんは内部に持ち込むことができないのでロッカー(100円返却式)に入れておく必要があります。
ノートや筆記用具など持ち込みたいものは透明な袋が常備されていますのでそれに入れて持ち込む必要があります。ただ、逆に言えば身軽に過ごす事ができるので私としては非常に楽だと思いました。
また、「東京本館(千代田区永田町)」、「関西館(京都府相楽郡精華町)」、「国際子ども図書館(東京都台東区上野)」と施設が分かれている関係上、必ずしもその日その場で全ての書籍・雑誌を閲覧できるわけではありませんので注意してください。
まとめ
週間少年ジャンプなどのコミック雑誌を読んでいる人も居るので想像しているよりも硬い感じは無かった印象です。
「登録利用者」になってしまえば3年間は利用できる(更新も可)ので暇つぶし目的で行っても良いですね。
今回は千代田区永田町にある「東京本館」に行きました。私が求めていた本はそこには無く「国際子ども図書館」にあるそうなので、また時間を見つけて「国際子ども図書館」のほうに行って見たいと思います。
サイト http://www.ndl.go.jp/