当サイトは広告およびアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
Surfaceのリカバリーメディアを作成する方法

Surfaceのリカバリーメディアを作成する方法

2018年8月30日

昨今のパソコンにはCD/DVDによるリカバリーディスクが提供されることは少なくなりました。多分に漏れずSurfaceにもリカバリーディスクは同梱されていませんが、Microsoftの公式サイトからダウンロードして専用の【回復ドライブ】を作ることができます。

Surfaceにトラブルが発生したら?

Surfaceに限らずWindows 10を搭載したパソコンであればWindows 10の機能によって初期化することが可能です。そのため、Windows 10が動作している環境であれば「リカバリーディスクで工場出荷状態に戻す」と言った操作をする必要はありません。

しかし、何らかの原因によって初期化がエラーになってしまったりWindows 10が起動しない状態に陥った場合にはリカバリーなどの別の手段を用いる必要があります。幸いにもSurfaceを始めとした昨今のパソコンではストレージ内にWindowsの回復情報が保存されていることが多いので、これを使ってWindows 10を回復(リカバリー)することができます。

多くの場合で回復(リカバリー)することができますが、それでも正常に回復できない場合にはMicrosoftの公式サイトから回復イメージのファイルをダウンロードして使うことができるので、念には念を入れて回復ドライブ(リカバリーメディア)を作成しておきましょう。

回復ドライブを作成するやり方

  1. 使用するUSBメモリーは[FAT32]にフォーマットされた[USB 3.0]以上で[16GB]以上の容量が推奨されています。
    シリコンパワー USBメモリ 32GB USB3.2 Gen1 (USB3.1 Gen1 / USB3.0) フラッシュドライブ ヘアライン仕上げ Blaze B02 SP032GBUF3B02V1K
    シリコンパワー USBメモリ USB3.2 Gen1 SP032GBUF3B02V1K
     

  2. Webブラウザより【Microsoft Surface の回復イメージをダウンロードする】にアクセスします。
    Web→Microsoftサポート→Surface の回復イメージをダウンロードする

  3. Surfaceデバイスの選択より[製品]と[シリアル番号]を入力し【続行】をクリックします。
    Web→Microsoftサポート→Surface の回復イメージをダウンロードする

  4. Surface回復イメージをダウンロードするより【回復イメージをダウンロードする】をクリックします。
    Web→Microsoftサポート→Surface の回復イメージをダウンロードする

  5. Windowsより[回復ドライブ]を作成しますが、この時に[システムファイルを回復ドライブにバックアップします]がチェックされていないことを確認します。
    デスクトップ

    Windowsの回復ドライブを作成する方法

    Windowsには “回復ドライブ” と呼ばれる機能が搭載されています。リカバリ…
    engrholiday.jp

    Windows 10→回復ドライブの作成

  6. ダウンロードした[回復イメージ]を展開(解凍)し[回復ドライブ]へファイルを上書きします。
    デスクトップ

    Windowsで圧縮・展開をする方法

    Windowsはファイル・フォルダーを[圧縮]および[展開(解凍)]する機能とし…
    engrholiday.jp

    Windows 10→エクスプローラー→Surface Go回復イメージ

Surfaceの回復ドライブを作成するやり方は以上です。

回復ドライブの使いかた

事前に以下を確認します。

  • 本体の電源がオフであること
  • 本体に電源が接続されていること
  • USBポートに回復ドライブが接続されていること

USBから起動する

  1. [音量を下げるボタン]を押下したまま、[電源ボタン]を1度だけ押下します。
    [電源ボタン]は「電源を入れる」と同じ操作で問題ありません。

    Surface→電源ボタン

  2. ロゴが表示されたら、[音量を下げるボタン]を離します。
    Surface→電源ボタン

回復する

  1. 言語を選択します。
    今回は【日本語(日本)】を選択しています。

    Surface Go→回復ドライブ→リカバリー

  2. キーボードレイアウトを選択します。
    よくわからなければ【Microsoft IME】を選択します。

    Surface Go→回復ドライブ→リカバリー

  3. オプションの選択より【ドライブから回復する】を選択します。
    【トラブルシューティング】>【ドライブから回復する】でも同様です。

    Surface Go→回復ドライブ→リカバリー

  4. 「ドライブから回復する」より選択します。
    本体を手放す場合は【ドライブを完全にクリーンアップする】を選択するのが安全ですが時間を要します。自分で使い続ける場合は【ファイルの削除のみ行う】を選択します。

    Surface Go→回復ドライブ→リカバリー

  5. 「ドライブから回復する」より問題なければ【回復】を選択します。
    Surface Go→回復ドライブ→リカバリー

回復ドライブの使いかたは以上です。

前述したように、Windows 10には初期化する機能が搭載されているため、回復ドライブを使ってリカバリーする場面に出くわす可能性は少ないでしょうが、イザという場合に備えて作っておくと安心です。

デスクトップ

Windows 11対応のSurface Go 2を買ってきた

2020年に発売された機種なので中古品ですが、CPUに[第8世代Core m3プ…
engrholiday.jp