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Windowsでハッシュ値を表示させる方法

Windowsでハッシュ値を表示させる方法

2016年6月7日
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インターネット上から大きなファイルをダウンロードする際、[改ざん]や[破損]が無いことを確認するために【MD5チェックサム】や【SHA-256チェックサム】などを用います。Windowsではフリーソフトが充実しているので使っている人も多いでしょうが、ターミナル/PowerShell/コマンドプロンプトから標準コマンドで表示させることもできます。

ハッシュ値とは?

任意のファイルから算出される【数字が並んだテキスト形式】のことを指します。

このハッシュ値はファイルごとに算出される結果が異なるので、ファイルを転送する際にそのファイルが破損していないことや改ざんされていないことを確認するために用いることができます。

確認するためには、ファイルのダウンロード時に公開された【MD5チェックサム】や【SHA-256チェックサム】を記録して置き、ダウンロードしたファイルのハッシュ値を自前で算出して合致しているかをチェックします。

ハッシュ値を出力するやり方

  1. コマンドラインツール(ターミナル/PowerShell/コマンドプロンプト)より以下のコマンドを実行します。
    ハッシュ関数は[MD2][MD4][MD5][SHA1][SHA256][SHA384][SHA512]などを指定できます。
    certutil [オプション] -hashfile ファイル名 [ハッシュ関数]
    

    例えば

    certutil -hashfile c:\test.txt SHA256
    
  2. ハッシュ値が表示されます。
    SHA256 ハッシュ (対象 C:\Users\username\sample.exe):
    1a2b3c4d5e6f7g8h9i0j1l2m3n4o05p6
    CertUtil: -hashfile コマンドは正常に完了しました。
    

ハッシュ値を出力するやり方は以上です。

マウス操作で簡単に表示させる方法

「ターミナル/コマンドプロンプト/PowerShellを起動」>「コマンドを実行」を毎回やるのは面倒だしコマンドも覚えてられないと言う場合、バッチファイルを作成しておくと便利でしょう。

@echo off
certutil -hashfile "%~1" SHA256
pause

また、[送るメニュー]に登録しておけば、[右クリック]>[送る]でハッシュ値を表示させることができるので簡単便利です。