ニンテンドー3DS向けに発売されているソフト(パッケージ版)のセーブデータは、ゲームカートリッジ内に保存されていることが多いですが、一部のソフトではSDカード(microSDカード)内に保存されているため取り扱いには注意が必要です。
セーブデータの保存先
ニンテンドー3DS向けとして販売されたソフトの “セーブデータの保存先” は次の通りです。
版 | セーブデータ | ダウンロードコンテンツ |
---|---|---|
パッケージ | ゲームカートリッジ | SDカード |
ダウンロード | SDカード | SDカード |
※Newニンテンドー3DSの場合はmicroSDカード
しかし、一部のゲームソフト(モンスターハンタークロスなど)では、パッケージ版もダウンロード版もSDカード(microSDカード)へ保存されるようになっています。
版 | セーブデータ | ダウンロードコンテンツ |
---|---|---|
パッケージ | SDカード | SDカード |
ダウンロード | SDカード | SDカード |
※Newニンテンドー3DSの場合はmicroSDカード
SDカード(microSDカード)への保存は利点(メリット)もありますが、欠点(デメリット)もあるので取り扱いには充分な注意が必要です。
メリットとは?
セーブデータがSDカード(microSDカード)に保存されている場合、セーブデータのバックアップは「SDカード(microSDカード)の中身をパソコンなどに保存しておけばよい」と言うことになります。
万が一にもSDカード(microSDカード)の不具合で読み込みができなくなっても、新しくSDカード(microSDカード)を購入してパソコンなどにバックアップしたデータを復元すれば良いので簡単に復元させることができます。
デメリットとは?
ニンテンドー3DS本体が故障した際には、セーブデータの復旧ができなくなってしまう場合があります。
本体を交換するだけではダメ
セーブデータがSDカード(microSDカード)に保存されると言うことは、ゲームカートリッジとSDカード(microSDカード)を別の3DS本体へ入れれば良いと思いがちですが、残念なことにセーブデータを使ってゲームをプレイすることはできません。
セーブデータは3DS本体に紐付く
SDカード(microSDカード)に保存されたセーブデータには3DS本体の固有情報(1台1台に付けられている唯一な情報)が書き込まれているので、別の3DS本体に入れても読み込むことができません。
そのため、3DS本体の故障などによって本体を新しく購入・交換すると、ゲームカートリッジとセーブデータが残っていても、SDカード内に記録されている3DS本体の固有情報が異なるためにセーブデータが使用できず続きからプレイすることができません。
セーブデータを引き継ぐには?
本体の買い替えなどで別の3DS本体でゲームを続きから遊びたい場合には、3DS本体に搭載されている “本体の引越し機能” を使って行います。しかし、3DS本体が故障してしまい電源が入らなくなってしまった場合は本体の引越し機能を使うことができないので3DS本体を修理するしか方法は無いようです。