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AMP対応したサイトを通常に戻す方法

AMP対応したサイトを通常に戻す方法

自身のもつWebサイトをAMP対応したは良いが、メリットが見いだせずに「止めたい!」と思うことがあります。単純に消すだけでもいずれは元に戻りますが、できるだけアクセスの取りこぼしが無いようにしたいものです。

表示を高速にする仕組み

AMPとは[Accelerated Mobile Pages]の略で、GoogleによってWebサイトがキャッシュ(保存)され、閲覧者に対して非常に高速に表示してくれる仕組みです。

そのため、閲覧者には非常に魅力的でメリットの高い仕組みですが、Webサイトの制作者からすると「AMP対応するのが面倒」「思うようなデザインにできない」と言ったデメリットも目立ちます。

かく言う私も流行りに乗ってAMP対応したWebサイトがありましたが、思い描いたものとは違いデメリットが多かったので辞めることにしました。

AMPを辞めるやり方

amphtmlを削除する

AMP対応したページには、通常サイトに[amphtml]を記載することでAMP用ページのURLを記載していますが、これを削除します。

<link rel="amphtml" href="https://mtfield.net/web-disable-amp/?amp=1" />

これによって、通常サイトからAMP用ページへの導線が切れることになります。

リダイレクト

AMP用ページは消すことになるので、AMP用URLから通常URLへリダイレクト(301または302)します。この時、すべてのページをリダイレクトするのは面倒なので、.htaccessにて正規表現を用いると簡単です。以下はAMP用ページを「?amp=1」などと表示している場合の正規表現です。

RedirectMatch /(.*)/\?amp.* /$1/

しばらくすると、Google検索の結果ページよりAMPページが表示されなくなっていることが確認できるでしょう。また、Search ConsoleのAMPレポート(検索での見え方→Accelerated Mobile Pages)でも確認することができます。

残ったAMP用ページに関しては、ほとぼりが冷めたころに消しておきましょう。

どれくらいで消えるのか?

1000ページ近くあるWebサイトのAMP用ページをすべて止めましたが、3日ぐらいで9割のキャッシュが削除されました。

一旦は急激にキャッシュ削除が進みますが、その後に緩やかとなるので全て消えるのには1週間から10日程度は見ておいたほうが良いでしょう。